スマートミラー作ってみた

スマートミラー

以前からスマートミラーに関心があったのですが液晶だけでも1万円程するので躊躇してたのですが
年末に「ELSONIC EK-MD088」というのならメルカリで4,000円前後で未使用品が出回ってるのを発見し作ってみることにしました。

「ELSONIC EK-MD088」は超細長い小型モニターを使ってみたら予想外に便利で使いやすかった! – YouTubeに背面が縦置きしか出来ないと言ってたので足は切り落とすしか無いかと思ってたのですがネジを外して足にあたる部分のパーツを外したらなんとか復元可能なレベルで済みました。

映像の出力機は家に余ってるRaspberryPi2かRaspberryPi3か悩んだのですがスペックより消費電力を優先しRaspberryPi2を使いました。
変わったサイズのモニタなので映るのか心配でしたがRaspbianで何の問題も無く映りました。

次に映す内容はMagicMirrorを入れてみたのですが天気予報がピンポイントでないので自前のHTMLを表示するようにしました。HTMLの表示は自動実行のファイルを下記のように書き換えていきます。

vi ~/.config/lxsession/LXDE-pi/autostart
#@lxpanel --profile LXDE-pi
#@pcmanfm --desktop --profile LXDE-pi
#@xscreensaver -no-splash

@xset s off
@xset s noblank
@xset -dpms
@unclutter -display :0 -idol 3 -root -noevents
@chromium-browser --noerrdialogs --disable-infobars --disable-background-mode --kiosk --app=http://~/dashboard.html

元々ブラウザの初期画面に自前のHTMページを設定していてそのページに今回使う、天気と温度湿度の情報はあったのでhtmlでは左上に日時、右上にセンサーから取得した温度湿度、下には某天気サイトをスクレイピング(1時間おき)した天気、中央に営業中睡眠中そのたのモード表記。
睡眠時間は画面を書き換えを止めて画面を極力黒くしています。

さらに睡眠時間にはモニターの電源をオフするようにリレー回路を付けてcronでモニタの電源を制御しています。(元々USB照明式の事務所用看板を自動オンオフするために用意した回路です)

最後にマジックミラーですが シンジのブログでしっかり反射してるようだったので同氏が購入したという鏡の販売.COMさんで購入し100均の黒い両面テープ(SERIA 超強力アクリルフォーム両面テープ ブラック )で貼り付けた。液晶とガワは色味も違うし高低差もあるけどほぼ影響は無さそう。
鏡と比べると若干暗いけど必要十分な反射率かと思います。(体感としては鏡が100としたら80ぐらいの明るさ)

■スマートミラー作成に使ったもの:総計13,900円
Raspberry Pi 2 Model B:5,184円(購入時)
Raspberry Pi Official B+/Pi2 ケース:945円(購入時)
SODIAL(R) リレーモジュール:191円(購入時)
SODIAL(R) DHT22 AM2302 デジタル温度湿度センサーモジュール:580円(購入時)
ELSONIC EK-MD088 PCモニター:メルカリで4,000円ぐらい
マジックミラー:送料込みで約3,000円

6,900円分は元々持ってたパーツの流用なので実質7,000円ぐらいで制作できた。
まあ本当に役立つのかは微妙ではあるけど気に入ってるのでしばらく使っていこうと思います。

※天気予報のアイコンは「Weather Icons PSD by jiakedesigner on Dribbble」を使わせて頂きました。

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