nasneレポート


先日メディアサーバーにしていたパソコンSmartCaddie EXが壊れた。

LinkStation(Link de 録! ):焦げた

DNRH-001:白煙を上げた

SmartCaddie EX:HDDが壊れた

とテレビ録画とメディアサーバーを渡り歩いてきた。元々メインのパソコンを24時間起動しっぱなしでメディアサーバー代わりにしていたのを電気代がもったいないし、留守中に燃えるとまずいと思ってメディアサーバー化したのだが、メディアサーバー化してからLinkStationは焦げDNRH-001は白煙を出した電気代も以外とかかってる。
アイドル時の消費電力(年間電気代)
LinkStation:14W(2,803円)
DNRH-001:29W(5,807円)
SmartCaddie EX+外付けHDD:25W(5,006円)

どうせ買うならDLNAが出来るぐらいのスペックにしたいなと、atomのミニパソコンや以外と消費電力が低いMac mini(アイドル時13W)を候補に考えていたが、先月末に発売が再開になったnasne(ナスネ)がDLNAだけでなくDTCP-IPに対応していてアイドル時の消費電力が6W程度という事で導入してみた。

nasneはサーバーなのでクライアントが必要になる。
sonyは自社のandroidやPlayStation3やvaioやvita(近日対応)をクライアントを考えていて録画した番組はこれらを使う事を想定しているが、vaioやsonyのandroidは持ってないしPS3はあまり使って無いのでパソコンで見る方法を探した、パソコンで視聴する場合vaioの人はVAIO TV with nasneというソフトが用意されてるが、vaio以外のパソコンを使ってる場合DTCP-IP対応ソフトを購入する事になる。(某巨大掲示板で有志の方がvaio以外でもVAIO TV with nasneが使えるようになるツールを公開してくれてる。)
DTCP-IPは権利にうるさい日本独自の規格で対応ソフトがすごく少ない、丁度セール中だったのでDiXiM Digital TV plusを3,777円でネット購入した。PS3での視聴は快適だが、DiXiM Digital TV plusを使っての視聴は関係の無いチャンネルがわんさか出て見る気を無くさせるし、何故か録画したファイルも3つ現れるし、削除した番組が表示されたりする。もっさりして高負荷で分りづらく気持ち悪いUIと不満はあるが他に選択肢が無いのでパソコンでの視聴は今後のバージョンアップか新たな対応ソフトの出現に期待するしかない。

nasneは今までのnasと比べると導入が簡単だが、ちょっと変わった事をしようとすると面倒になる。
今回は今まで使ってたハードディスクをnasneの外付けにしてメディアサーバーにしようと思ったのだがNTFSは不可でFAT32だけしか対応してないらしいがwindows7の管理ツールに付属のフォーマッターではファーマット出来ないのでEaseUS Partition Master 9.1.1 Home Editionを使った。無料とは思えない高機能なフォーマッターだ。2GBのハードディスクだと多すぎて無駄なので先頭の1GBをnasneで使って、残りをNTFSでフォーマットしパソコンデータのバックアップファイルを入れておけるようにした。

フォーマットしたハードディスクをnasneに接続してファイル共有してコピーしたが1.3GBを超える大きめのファイルの転送が失敗する。
FAT32はファイルサイズが最大4GBまで対応してるはずなのでnasneの電源を落とし(電源ボタンは本体後ろの一番上のちっちゃいポチ)外付けハードディスクをパソコンに付け直して覗いてみるとすごく文字化けしていた。nasneとwindowsでは文字コードが違うのかもしれない。
ともかくファイル名をシンプルな半角数字にしてからコピーしたら問題無く出来たので、再びハードディスクをnasneに接続したらデータベース更新ですごく待たされた。その後問題無く再生できる事が分ったのでファイル名を戻した。
ただ、nasneはフォルダにパスワードをかけられないのでセキュリティが甘く個人情報を含むファイルなどは入れない方がいいです。

贅沢を言えばiPadとかで録画して番組を見れたらベストなんだけど現状対応アプリが無いし、単純にnasのファイルをストリーミング再生する事もうまくいかなかった。(androidならESファイルエクスプローラーとMX動画プレイヤーで可能)

色々と問題はあるが壊れる危険も少ないし、電気代も安いし、sonyなので今後のバージョンアップには期待できる。

Tags: , ,

トラックバック

“nasneレポート” へのレス1件

  1. […] リープ時はほぼゼロと優秀だ。 (mac miniの購入前にネットで調べた値を鵜呑みにアイドル時の消費電力を13Wと書いたが実測すると6Wだった。NASNEのアイドル時と同じ消費電力だ。) 近いう […]

コメントを書く